油温と水温が高くなるとどうなってしまうのか?レースの動画を観ていると、「油温が・・・」「水温が・・・」って耳にしますが、だからなに??素人にはいまいち状況がわからないので調べてみました。

最初に簡単にまとめると
油温、水温が上がりすぎるとエンジンが壊れる!!らしいです。

水温

水温計
水温計

水温は、エンジンの冷却水の温度を指しています。冷却水とは、エンジンを冷やす液体のことを指します。別名ラジエーター液、クーラント液など呼称される冷却水には、エンジンを冷やしてオーバーヒートを防ぐとともに、エンジンが錆びないようにする大切な役割があります。冷却水は時間が経つと蒸発するため、定期的に点検、補充や交換をする必要があります。

走行するとラジエーターに風が通ることによって冷却水が循環し、エンジンが冷やされます。冷却水の温度が高すぎる⇒エンジンが冷やされない⇒オーバーヒート。

水温の適正温度は、90°C前後

 

ラジエーター
ラジエーター

ラジエーターに当たる風により冷却水が冷やされ、エンジン周辺に這わされているホースを通り、エンジンを冷やしていきます。エンジンを冷やした冷却水は熱を持って、ラジエーターのところに戻ります。そこでまたラジエーターに当たる風により冷やされ、循環を繰り返します。

 

 

 

 

 

 

油温

油温=エンジンオイルの温度

エンジンオイルの温度が上がりすぎると何が問題なのか?
エンジンオイルは、粘度が非常に重要となります。粘り気があり、ピストンやシリンダーなどにへばりついて、被膜を形成し、エンジン内の金属同士が直接擦れあうのを防いでくれるのがエンジンオイルです。
しかし、エンジンオイルは熱を加えれば加えるほど、この“粘り気“が失われてしまいます。また、劣化すると粘り気が失われます。油温が高い⇒エンジン内の金属同士が直接擦れ合う⇒エンジンに負担がかかる⇒そのうち壊れる!!

適正な油温=100°C前後

こまめにオイルチェック

エンジンにはオイルレベルゲージと言うオイルの状態を見るための棒が刺さっていますので、これを引き抜いてチェックします。

エンジンを停止した状態でレベルゲージを抜き、一度オイルを綺麗なウエスでふき取ります。再度差し込んで静かに抜き取ります。その際、油量・色・粘度の3つを確認しましょう。油量はどの程度が適正なのか、レベルゲージにメモリが付いていますのでその範囲内なら問題ありません。

次に色ですが、色自体は着色されているので様々な色があります。そこで、透き通っているか濁っているか、また茶から黒に近づいていないかを確認します。ある程度走れば茶色くなりますが、真黒だったら交換しましょう。

また、実際に触ってみます。軽く人差し指で触れて、親指とこすり合わせてみます。その時にさらさらしていたら、やはり交換時期です。なお、触るのはちょっと怖い…という方は、色だけでも大丈夫。色と触った感じはおおむね比例していますので、新品状態でサラサラという事はありません。

油温が高いときの対策

違う性質のオイルに替えてみる
オイルにはいくつか種類があります。おおむね純正オイルは“100%鉱物油”。鉱物油とはその名の通り掘り起こした原油を精製して作られるものです。通常の仕様には耐えることができますが、オイル自体の性能が良いわけではありません。安いのでこまめに交換するにはいいのですが…。

オイルとして性能が高いのは、”100%化学合成油”です。高回転を多用するレース用途などにも使われるエンジンオイルもこのタイプ。オイルの安定性や高温下での性能維持などに優れています。その分高価で耐久性はさがりますが、主にチューニングした車や、ある程度の高性能車、またアグレッシブな走りをする場合にはおすすめだそうです。

オイルクーラーの設置
オイルクーラーノーマルのエンジンであれば考える必要はありませんが、チューンドエンジンであれば、オイルクーラーの設置をしたほうが良いでしょう。オイルクーラーを設置すると、オイルだけを走行風で冷やすことができますので、ラジエーターの負担も多少軽減されるメリットがあります。また、クーラーを設置するとその分配管が伸びるので、当然、油量が増えます。油量が増えるということは、オイルの劣化をわずかながら遅らせることができます。

 

 

 

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